About
-
おかげさまで
創業100周年丸順不動産は1924年4月、「小山商店」として宅地建物取引業をはじめました。創業者は、わたし(小山隆輝・3代目社長)の祖父にあたる隆平。
当初は大阪市城東区を拠点としていましたが、1933年の事務所移転以来、大阪 市阿倍野区の昭和町エリアで商いを続けています。
父であり2代目の良隆からバトンを受け継ぐ形で、わたしは2012年に代表取締 役に就任しました。戦争、高度経済成長期、バブル経済と時代の荒波に揉まれな がらも、このまちで100年間、不動産仲介と管理を事業の柱としてお仕事をさせてもらってきました。
-
長屋や古いビルを活かし
エリアの価値を高める初代は不動産業界の法整備に奔走し、2代目は戦後の住宅難やインフラ整備に汗をかきました。3代目のわたしは、徐々に人口が減り、空き家も増えつつあった昭和町エリアのまちづくりに携わってきました。
昭和町には、戦前に建てられた長屋のほか、古い趣きのある建築物も数多く残されています。それらの建築物を活かし、エリア全体の価値を高めることに取り組んできました。建物を残したいと願う家主さん、レトロな味わいのある建物で事業や生活をはじめたいと願う借主さん——その両者をおつなぎする役割を、当社は担ってまいりました。
今や昭和町は「長屋のまち」として認知していただいています。ここに根ざす商いを育て、守り、暮らす人々の豊かさもつくりだしてゆく。丸順不動産は、地域密着型の不動産屋さんとして、まちの人々の幸せに貢献できたらと考えています。
-
まちの主役は人
地域密着でこれからも今も昔も不動産仲介と管理を事業の柱とする当社ですが、大切にしている考え方は、「まちの主役は人」。家主さん、借主さん、そしてその地域に暮らす人々すべての豊かさにつながるまちづくりでなければならないと思っています。
現場を訪れて、じっくりお話をお伺いし、ご依頼の一つひとつに丁寧に向き合うこと。このまちで100年続く小さな不動産屋さんだからこその心がけです。長屋をはじめとする古い建築物、昭和町での商いや暮らしにご関心のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
-
当社の取り組みについてご関心のある方は、こちらの書籍をお買い求めください。100年の歩みのほか、3代目のまちづくりについて詳しくお伝えしております。